多くの人にとって……
- 医学部に入れば人生は変わります。
- 旧帝大に入れば人生は変わります。

批判を覚悟で言います。それらに通う学生たちには偏差値の低い他の大学に通う人たちとは明らかに違った有意義な人生を送るチャンスが多く与えられます。
良くも悪くもそれが現在の日本の現実です。
誰もが入れる大学ではありませんが、正しい勉強方法で一生懸命に勉強すれば十分に入れる可能性はあります。当ホームページでは、地方在住者で偏差値57くらいから上の普通科に通うガッツのある(ガッツしかない)生徒を対象として、どうやって効果的に勉強を進めて、国立医学部、理系国立難関大学に現役合格するかをなるべくわかりやすく書いていこうと思います。
国立医学部であれば、学費は他の学部と同じです。また奨学金制度も充実していますので経済的問題よりも学力の方が問題になります。地方大学の医学部では地域枠などというものがあったり、卒業後県内の医療機関で何年以上働いたら奨学金の返済は免除される等の優遇措置がとられているところもあります。
仮に私立の医学部であっても学費は高額ですが、借金をしてでも医学部を卒業すれば返済は十分に可能です。
基本的に自学自習、独学です

首都圏に住んでいる人の中には、中高一貫の私立の進学校に行って名実ともに素晴らしい進学予備校に通って……みたいな人もいるとは思います。
しかし地方在住者はそういうわけにはいきません。鉄緑会のような凄い塾などもありません。また費用面で厳しいご家庭もあると思います。しかし諦めないでほしいのです。
自分の環境でどうやって志望校の偏差値以上に、各教科を目標到達レベルまで上げていけば良いのかをこのホームページを通して具体的に書いていこうと思います。
各教科ごとのスケジュール、使う教材、その他直面する問題についても取り上げていきます。
前職の関係で、教材に関して本当にたくさんのものを調べてきました。それらの経験をもとに現状でベストと思われるものを紹介していこうと思います。
自身の偏差値と目標との乖離にもよりますが、基本的に現役合格を目指すのであれば部活動はやめたほうがいいと思います。人生を変えるためにはそれくらいの犠牲は受け入れてください。
なぜかというと、高校では文部科学省の定める学習指導要領に沿って授業が進められるのですが、公立(県立)高校であれば進学校であっても全ての履修が終わるのは3年の9月前後になります。
理系の場合、数Ⅲが終わるのが3年の9月ころだった場合、学校の進度に合わせて勉強をしていたのでは時間的に間に合いません。1月の共通テストまでに、共通テスト対策の仕上げと二次を突破できるだけの実力養成はさすがに時間がありません。
中高一貫の進学校であればどんなに遅くとも2年生のうちに全て終わらせて、丸1年以上かけて受験対策をガッツリやるわけです。浪人生もですが丸1年は受験対策をやってきます。
現役生が戦う相手はそういう人たちなのです。もともと入試に至るまでの準備が公立高校の現役生とではレベルが違います。

偏差値が67以上の国立の場合それくらい厳しい世界です。
地方のトップ高で、一握りのトップクラスの人が一生懸命頑張ってなんとか入れるくらいのレベルです。
トップ高のトップクラス以外の人がそこへ現役で入り込もうとすればそれなりの努力と犠牲は必要です。
1日あたりの勉強時間をできる限り多く確保してください。平日5時間以上、土日祝は12時間以上は勉強に時間を使ってください。そして受験まで死ぬ気で頑張ってください。(死にませんから)
国立医学部や難関大学は、このようなハードな勉強に耐えられる人間だけが入ることのできるところです。
正しい勉強方法で無駄なく頑張れば、国立医学部や難関合格は夢ではなくなるでしょう。
最悪でも努力に応じての偏差値のアップは必ずあります。青春の数年間の頑張りで、あなたの残りの70年が大きく有意義なものになる可能性が高くなります。高校の3年間は人生のスパンで考えると本当に一瞬です。さらに人生の分岐点でもあり本当に限られたチャンスの一つです。
後から同様のチャレンジをするのは限りなく不可能に近いです。死ぬ気で取り組む価値は絶対にあると思います。
特にお金はかかりません。
必要なのはあなたの決意だけです。

医学部現役合格を狙う人は間違いなく時間との戦いになります。
受験生になった時にやるべき課題の膨大さに心が折れて志望校を断念、もしくは下げることのないように、今すぐ1分たりとも無駄にせず頑張ってください。
入試が近づいて時間的余裕がなくなって来た時に、今この時間を全力で勉強していないと必ず後悔します。逆に今すぐにスイッチを入れ替えて全力で取り組めば、自信にも繋がり後悔することは少ないように思います。
後悔とは、「やった事」より「やらなかった事」に対してする場合が圧倒的に多いと思います。
早く自分の勉強方法を確立して、アウトプット(大量演習)にかける時間を確保できれば可能性は飛躍的に向上します。有名な決め台詞ですが、まさに始めるのは「今でしょ!」です。

大まかな各教科の勉強方法、私が現在最も使いやすく効果が期待できると考える教材を紹介しています。本屋さんでも売っているので、ぜひ手にとって中身を確認してみてください。
進路のページに医学部の偏差値一覧と理系の国立大学の一覧をまとめてみました。実際の偏差値は参考に留めてください。ただ、難易度の関係は参考になると思います。
ダウンロードのところにはオリジナルのシス単プリントがあります。シス単を使っている人は使ってみてください。

